ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
燃料タンク4

2014年8月18日

 POR15フューエルタンクシーラーは、「タンク内に少しでも水分が残っているとコーティングできない」とのことですので、陽干し乾燥後、念には念を入 れて一晩タンクをおいてから投入しました。473cc缶で50lのタンクまでOK(ベレット1800GTは45l)です。
 タンクシーラーの動きをイメージして、タンクを回すこと10〜15分、「余分はすぐに抜き取る」とのことですので、元の缶に戻すと、半分くらいが戻って きました。エアー抜きなどの細いパイプが詰まるといけないので、自転車の空気入れで圧縮空気を送り込み、パイプ内のシーラーを圧し出しておきます。


 途中、所用があって2時間くらい出かけたのですが、タンクのことが心配なので、帰って更に空気を注入、底のドレンボルトを抜いて、ねじ山の間に入り込んだシーラーを除去。ドレンボルトを抜いたところにはパイプの内部の端っこがあるので、そこで吹き出されて塊になっているシーラーも除去しました。
 完全硬化までは四日間かかるようです。

 その後漏れた錆取り剤の影響で錆びた燃料タンクの外側を、180番と400番のサンドペーパーで磨き直しました
 外側の防錆には、「去年の春にフロントのアームの塗装に使ったPOR-15防錆塗料が使えるかなっ?」と思って出してきました。


 缶の蓋を開けてみると、カチカチに固まった塗料が栓のようになって、表面を被っています。これさえ外せば使えそうな感じですので、バールで砕いてみると (縁の方が砕けた程度ですが、表面をしっかりと被っていた栓が取れました)下から塗料が、冷やしてない炭酸水の栓を開けた時のように、泡だって盛り上がっ てきました。幸いにも缶の上ぎりぎりで収まったのですが、気泡が入っては拙いと思うので、気泡が出切るまで待ち、塗料を攪拌します。まずタンクの下側を塗 装。


  刷毛は使い捨てになるので、100円SHOPの安い刷毛を何本か買ってきました。塗った塗料が乾燥中にじわりと垂れてくるのは、まあ良しとしましょう。 上側の塗装まで今日やってしまいたかったのですが、やはり下側を24時間くらいは置いてからでないと無理なようです(手で触った感触ではヌルっとして、乾 いているのかどうか、何とも判りづらい)。タンクを引っかける場所があれば一度に塗装できるのですが。


 POR-15防錆塗料は、乾くと表面がツルツルして、そのままでは塗料がのりませんので、上に専用のタイコートプライマーを塗っときます。こちらも去年の春以来の使用になりますが、缶の中は全く問題はありませんでした。
 しかし、不安定な天気が続くので、駐車場ビルダーとしては辛いものがあります。今日燃料タンクの下側にシャシーブラックのスプレーを吹きました(ドレンボルトの頭も、ミッチャクロンを吹いて、塗装しておきました)。


 先に塗ったシャシーブラックの塗装強度もでたと思うので、燃料タンクの上側の塗装を行いました。こちらはトランクルームから見えるので、明るい色でということでジャパンメタリックのスプレー塗料を吹き付けました。
 一晩寝かしてから、クリアを吹いたら、ほとんど完成です。


 一週間くらい乾かして、細かいところを仕上げたら、スペア品ですので、倉庫にしまっておきます。


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