ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
トランク・ストッパー1

2013年10月13日

 後付部品では、色々と問題がおきます。
 私のベレットは、ボンネット、フロントフェンダー、トランクフードをFRP製のものに替えて軽量化を図っているのですが、トランクフードを取り替えたと ころ、トランクが(ちょっとやそっとの話ではなくて)全く閉まらなくなりました。原因はトランク・ストッパーのボディ側の取付位置と、トランクフードに埋 め込まれたアルミ板に開けた取付穴の間の距離の不足のようで、ストッパーの抜け止めの螺子が、下側の取付螺子と干渉するとそれ以上縮まない構造になってい ます。フード側の螺子穴を、もう少し離れた位置に開け直しても駄目、苦肉の策としてボディ側の取付螺子の頭の片側を削って、干渉までの距離を少しでもかせ ごうとしたのですが、2mm程度ではどうしようもありません。普通に考えてこれ程閉まらなくなるはずがない。これって不良品だよな? 不良品に違いない (((;゚д゚)))ガクガク。
 この時はフードの取付を最優先して、干渉しないように抜け止めの螺子を抜いて使うことにしました。閉まることは閉まりますが、当然トランクを大きく開きすぎると、ストッパーが抜けてしまいます。


 オークションで、1600GTのストッパー(下)を入手したので、この問題を(何年かぶりで、落ち着いて)再検討することにしました。多少の違いはありますが、長さは変わりません。当然こっちを取り付けても閉まらなくなります。
 後付部品の場合、そちらに合わせることも必要なので、取付位置で調整できないのなら、ストッパーを途中でぶった切って縮めればいいのではないかと。トラ ンクを開け閉めしながら、縮める長さを出そうとしてのですが、角度も長さも変化するので、どうも正確に判りません。1cmくらいは縮めなければいけない感 じなのですが。そこで、ストッパーの下側を仮固定し、トランクの中に入って、息子にトランクを外側からロックしてもらい(気分は、少年探偵団♪)、ストッ パーの一番短くなった状態でのフード側の取付位置をだしました。おっ、縁の方だが、ギリギリ螺子穴の開け直しでいけそうではないか。これなら、ストッパー の方を加工せずに済みそうです。


 無事オークションで買った方のストッパーを取付ました。取付位置が金具の端っこでやや不自然ですが、この位置以外には考えられません。しかし、普通に螺 子穴を開ければいいと思っていたフード側のストッパーの取付位置が、かくも微妙な精度を要求されるものだったとは! 私のようにトランクの中に潜り込んで 現物合わせをするか、元のフードの螺子穴の位置を余程厳密に測定しないと駄目なようです。取付金具に開けた余分な二つの穴は、今度FRPでもいじる時に、 ポリ樹脂で埋めておきます。


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