ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
ドアポケット2

2015年7月11日

 市場の仕事が終わった後、奥さまと大塚屋に行って、ドアポケットの再生に使う材料を見繕って、色々と買ってきました。


 1mm厚の鉄板の代わりに、2mmのバッグ用底板を切りました。鉄板の方の足割鋲の用の穴の径は4.8mmですが、強度の確保のため、一回り小さい 4mmの革ポンチで穴を打ち抜きます。今回芯は発泡ポリエチレンの底板素材を使用することといたします。


 上側の芯の穴の開いている所は、ゴム紐を回します。ゴム紐は、ビニールレザーに合わせて、黒色のものを選びました。ゴム紐の端側の処理は、現在のところ謎です。
 どうもゴム紐が耐久性のネックのようで、ドアポケットの元のゴム紐が完全な形で残っているベレットなんて、この世にないんじゃないでしょうか? 構造上(絶対とは言いませんが、まず)取替もできません。


 発泡ポリエチレンと芯地の接着には、リアトレイを作るときに使った、3Mのスプレーのり99を使用します。


 上側の芯と、芯地の上部に、スプレーのり99を吹きます。芯の穴にゴム紐を回し、


芯地に開けた穴ををくぐらせて、貼り付けます。



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