ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
エンジンご臨終(^^;;

2016年4月22日

 1800GTの貴重な前期型エンジンがご臨終です。
 ベレットのトランクに、息子が大学の部 活で使う資材を積み込んで、息子と一緒に、四日市大学まで運ぶことにしました。高針インターから名古屋高速に乗り、東名阪自動車道の名古屋西料金所まで は、順調に(気持ちの良いスピードで)とばしていたのですが、料金所で通行券を取るために停止したところ、何故かエンスト。あれっ? エンジンの再始動ま で少々手間取りました。
 東名阪に入って、名古屋高速でも多少気になっていたエンジンルームからのパタパタという異音(久々の高速走行で、かなり慎重に水温・油圧・音をチェック しています)が、かなり大きくなってきました(去年作ったヒートプレートの固定螺子の緩み・ばたつき?)。高速では余程のことがないと停車できないので、 高速を降りるまでと思って、左車線を前の車に付いてゆっくり気味に走っていたのですが、突然パぁーンという破裂音がして、砕け散った部品が後方に飛び散る のが見えました。
 すぐに路肩に寄り停止したのですが、ボンネットの隙間から煙が上がっています。ボンネットを開けると、キャブより下の部分から火が出ているようです。
 幸いにも、三四台後方にNEXCO中日本さんの作業車が走っており、後ろに止まっていただけたので、消火をお願いしました。


 NEXCOさんの指示にしたがって、事故の報告をし、道路サービスにも連絡を取りました。車は、当店に運んでもらってもチェーンブロックを引っかけるとこ ろもなく、エンジンの降ろしようもないので、どうしたらいいのか迷ったのですが、城北ヨコハマさんに連絡して、修理を引き受けていただけることになりまし た(いすゞにでも持ち込んだら、「パーツがないので修理できません」という、恥ずかしすぎるひと言で終わりそうです。それ以前に、安心して修理をお任せで きる技術自体なさそうですが……)。
 その間に、警察の方や消防署の方も何人もみえて、大変なご迷惑をおかけしました。車は、エンジンルームの上から見ても、下を覗いても、目立った破損はありません。エンジンオイルが漏れていますが、大した量ではありません。
 飛び散った部品と思しきものを、回収してきていただいたのですが、


破損した大きい部品は、どう見てもコンロッドだよ。しかも「いすゞ」の社名が入っているので、ベレGのもので間違いない。
 クラシックカー保険に付いているロードサービスの積載車で、城北ヨコハマさんまで運んでいただき、リフトで上げて破損箇所を確認しました。


 破損したコンロッドが、ブロックの側面を突き抜けたようで、大きく割れてます。細かく砕け散ったアルミ部品は、ピストンのスカート部分? コンロッド破 損の原因は上か下か、今のところ不明です。流石に、貴重な前期型のG180のスペア・ブロックは持ってない。後期型のブロック(2〜3個ある)が前期型の ヘッドに使えるのかどうか、検討したこともない。他にどのくらいのダメージがあるか、現時点では判らない(クランクなど、腰下はまず駄目だろうし、ヘッド は助かっているか? エンジンだけですんでいれば上等)。店の前に置いてある、G180Wに積み替えるのが、現実的か。その場合は、エンジンだけこちらで 組みますという訳にはいかないと思うので、城北ヨコハマさんに全面的にお願いすることになるのだろうか。そちらの方が確かだろうし。
 ちょっと落ち着いて考えてみますわ。修理に、どのくらいの時間がかかることやら……。


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