ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
フロント足廻り11

2013年6月29日

 有限会社ブレストさんに注文してあったフロント足廻りのブッシュが出来上がってきました。注文精度はバッチシでています(これだけの精度がだせれば、0.1mm単位の加工も可能なような気がするのですが)。
 問題は内径と芯径ですが、内径は全く問題ありません。芯径はクリアランス0のロアの方も簡単に挿入できます。15.9mmから16mmへの変更で、0.1mmのクリアランス(実測)のあるアッパーの方は、芯のカラーを入れてみると緩緩です。アームに挿入すれば全体的に締まるので、0.1mmくらいのクリアランスは大丈夫だと思います、多分……。問題がある場合は、カラーの方を作り直すことになります(パイプの規格に、ちょうどいいものがないんだよ)。


 たかが0.1mm、されど0.1mm。心配していても仕様がないので、ブッシュを取り付ける為の加工にかかります。ブッシュのツバが切れないように、アームのブッシュの挿入口の余分な塗料を取っておきます。金槌で叩いても大丈夫という話もあるPOR-15ですが、削るのは簡単です。


 勢いで、最初のアームは内側の口の方も削ってしまったのですが、ブッシュが二分割ではないので、内側は削る必要はありませんでした。後でシャーシブラックだけでも塗っておきます。
 アッパーのカラーに螺子を通そうとすると、何故か入りません。螺子を切ってない部分で0.05mm程度のクリアランスはあるはずなのですが、螺子の切ってある部分の径が大きいようです。


 カラーの内側(φ11.9mm)を一皮削る為に、螺子を切ってない部分が10.5mmの六角ボルトを買ってきました。六角ボルトも螺子の部分がかなり太いようでカラーに挿入できません。螺子の切ってある部分はいらないので、切り取ります。金鋸の刃で切れ目を入れておいて、ディスクサンダーでぶった切る予定だったのですが、切断砥石が見つからなかったので、金鋸の刃で最後まで切ってしまいました。
 このボルトに100番のサンドペーパーを巻き付けて、現物合わせでカラーの内側を削っていきます。


 1時間の格闘と、サンドペーパー1枚を使って、2本螺子が通りました。あと2本だ。


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