ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
ヘッドカバー(部分)塗装3

2013年2月1日

 後期型のG180のヘッドカバーの汚れを、灯油で落とし磨きました。前期型との違い、判りますでしょうか?


 前回の作業と重複する部分は省きますが、ヘッドカバー単体ですので、やはり丁寧なマスキングができます。前回の失敗の最大の原因は、エンジンに熱を取られて、ヘッドカバーの表面温度が充分に上がらなかったことにありそうです。そこでヘッドカバー全体を、塗装前に50℃以上(適当な設定です)に暖めておきます。
 また、前回は塗料が垂れないように薄塗りを心がけましたが、その後インターネットで色々と検索すると、垂れる寸前くらいまで厚塗りしないと、うまく縮み模様がでないようです。今回はなるべく厚塗りします。
 重ね塗りの後、ペール缶温風循環焼付乾燥機に入れて、120℃の温度で約20分焼きます。


 缶から取り出すと、光を乱反射してキ〜ラキラ♪ と輝いています(^∀^)。自分的には完璧です。前回とは全く違います。


 文字部分の塗料を削ってオイルストーンで磨けば、いすゞカラーのヘッドカバーの完成です(このヘッドカバーは結晶赤で全塗装しても、あまり似合うとは思えないんですよね。文字部分だけ筆で赤く塗っても、インパクトに乏しいし……)。後期型のエンジンを組む予定は当面ないのですが、いい出来ですので、使う時まで部屋に飾っておきます。前期型のヘッドカバーは、外した時に塗装仕直します。全き塗装の姿としては、銀色に全塗装して、その上から赤の部分結晶塗装。文字部分の結晶塗装を削り、下の銀の地を出すということで妄想しております。
 まだ下地処理など試行錯誤の余地はありそうですが、四気筒シングルカムのヘッドカバーくらいの大きさまでの部品は、自宅での結晶塗装が可能になりましたぁ\(^o^)/。


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