ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
ホイール・タイヤ1

2014年11月23日

  現在履いている付けているホイールとタイヤは、前のベレットで履いていたものを、暫定的にと考えて(もう10年も)使っているのですが、ゴムが経年劣化してきています。いくら足回りのセッティングをしても、直接路面に接地しているのはタイヤですので、そろそろタイヤとホイールの交換を考えたいと思います。
 フロントは、フェンダーとほとんど面一に見えたのですが、実際に測ってみると15mmくらいはみ出しているようです。みんカラで、昭和45年までの車ははみ出しOKというご教示をいただいたのですが、私のベレットは昭和46年の登録です。でも1800GTの登場は昭和45年。このあたりの法律がどうなっているのか、調べてもよく判りませんでした。


 リアは、車を買った時からちょっ と下がっています。元の車高に戻したいのですが、調べたらスペアのスプリングが1本しか倉庫になかったので、来年までにもう1本入手したいです。タイヤと フェンダーはほとんど隙間がありません、というか、車高が下がっている所為か、左は時々擦れることがあるようです。
 ホイールは、アルメックスの5.5J×13インチ、P.C.D 114.3mm、オフセット+15mm、ハブ径72mmで、これに175/70R13というオーソドックスなタイヤを組み合わせています。後期型の1800GTに履いている時は何の問題もなかった記憶です。手元のデータでもこのサイズで問題ないはずですが、何故こうもギリギリ(以下)のクリアランスなのか不思議です。


 このホイールとタイヤでは、G180ではバランスがとれていたのですが、G180W改2Lではトルクが出過ぎて、タイヤが負け、全くグリップがなかったの で、今回は将来の新エンジンへの載せ替えも考えて、タイヤの巾をUPしたいところです。
 ホイールのリム巾だけを6Jにして185のタイヤを履くと、
   (185−175)÷2=5mm
だけ現在より、外側(と内側)に出ますので、オフセット値は、
    15mm(現在のオフセット)+15mm(面一までのオフセット)+5mm(タイヤの外側への張り出し量)=35mm
のホイールが必要になります。
 ホイールのリム巾はそのままでインチアップを考えた場合、現在のタイヤの高さは、
    175mm×0.7=122.5mm
で、計算上122.5mmになります。
 タイヤの外径は、
    122.5mm×2+25.4mm×13=575.2mm
です。
 ホイールを1インチアップして、タイヤ外径を変えないようにしようとすると、
    122.5mm−25.4mm÷2=109.8mm
の高さのタイヤが必要になります。
 タイヤの高さから、色々な扁平率の時のタイヤの巾を計算してみると、扁平率60の時の
    109.8mm÷0.6=183mm
が適応する数値のようですので、185/60R14のタイヤが使えそうです。ホイールよりもタイヤの巾の方が広いので、必要なオフセットの計算は、6J×13インチの場合と変わりません。5.5J×14インチ、オフセット+35mmのホイールが適応するということで、いいのかなっ? 考えていたら、ちょっと混乱してきました。
 このサイズでヤフオクで検索すると、1件ヒットしました。P.C.D ・ハブ径共OKです。オフセットを+38mmに変えて検索すると、数件ヒットします。デザインは、いまいちです。P.C.Dがどれも100と114.3共用の8穴というのも、何か気に入りません。
 ホイールを6Jにする場合も、上の185mmのタイヤ巾で考えればいいので、6J×13インチ、オフセット+35mmが適応サイズではないかと? こちらはオフセット+35〜+38で、1件もヒットしませんでした。


 倉庫から昔使っていたホイールとタイヤを取り出しました。ホイールは三菱の試作品で、ランタボの友人に*0年前から借っぱなしになっているものです。
 前のベレットに履いた時は、フロントはハンドルをきるとフェンダーに擦るわ、リアもフェンダーと接触するわで、かなり太くてベ レットにはそのまま付かなかった記憶だったのですが、今回サイズを確認してみると、ホイールは5.5J×14、オフセット+24、タイヤは 185/60R14で、ホイールのオフセット値以外は、計算で割り出したベレット1800GTに適合しそうなホイール・タイヤサイズと一致します。これを 実際に履かせてみれば、車体各部とのクリアランスの是非を確認できます。


 フロントのフェンダーとのクリアランスは、ハンドルを切っても全く問題ないようです。以前接触したのは、ホイールを借りた時に外径の大きいタイヤを履いていたのかなっ? 昔のことで、よく覚えていません。
 内側も、2cm以上のクリアランスはあります。
 フェンダーからのはみ出しは、タイヤの空気圧の低下と、その所為で転がしてフェンダーとタイヤの正確な位置関係を出して測定できません。計算上は、
   (24−15)−5=4mm
内側に引っ込むので、まだ大雑把に11mmくらいはみ出しているはずなのですが、見た目にはほとんど面一です。これなら無理にオフセット値の大きいFF用のホイールを使わなくても、誤差の範囲というこで大丈夫ではないか
 リアのフェンダーとのクリアランスも4mm増えれば、大丈夫でしょう。内側への張り出しも、
   9+5=14mm
程度なら、安全圏だと思います。リアは、タイヤの空気圧が低下しているので、実際に履かせませんでした。

 ほぼ結論がでたようです。G180W改エンジンへの載せ替えを考え、適応するホイールをヤフオクで検索してみると、FR用の5.5J×14インチ、オフ セット+25 or +27、組み合わせるタイヤは185/60R14がベストではないかと思われます(6J×13インチの同じオフセット値では、ヤフオクで使えそうなホイー ルが引っかかってきませんでした)。割とオーソドックスなところに落ち着きました。まあ、リアさえフェンダーと接触しなければ、フロントは多少のことは (^^;;。
 倉庫のホイールとタイヤをそのまま履かせてもいいのですが、三菱純正(の試作)品のホイールは、スチール製以上に重たいです。大変丈夫そうではあるのですが。


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