ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
フロア・カーペット3

2012年8月1日

 運転席と助手席の間のフロアカーペットを、取り外しました。一枚のカーペットで作ってあると(何となく)思っていたのですが、右側、センター部分、左側の三枚のパーツを一枚に縫製してあります。新しく作り直すのに使ったカーペットの厚みでは、このような縫製はできそうにありません。


 縫製部分の一部を切ってみます。


 完全に平らにはなりませんが、この形を元に作るしかなさそうです。オリヂナルのカーペットがどのくらい縮んでいるのか判りませんので、紙でかなり大きめの型を取り、車に置いて現物合わせで、もう少し精密な型を作り、それに合わせてカーペットを切ります。


 オリヂナルの縫製を切った部分は、ジャッキの固定用ゴムバンドを作る時に使ったカシメの残りを打って留めました。接着剤を併用して、収まりをよくします。


 左右に分かれた部分を連結するバンドは、オリヂナルはビニールレザーを使ってありますが、百円ショップで買った合皮バンドを使いました。バンドをカーペットに縫合してある部分は、オリヂナルよりも内側で径7mm、足7mm長のカシメ4本で留めました。ホックの部分は、オリヂナルと同じくメス頭径15mmのジャバーホックを使用しました。


 早速取り付けてみました。現物合わせで更に、大きめに切り出したカーペットの余分な部分をカットします。
 長い作業でしたが、やっとフロアカーペットの完成です。どうも写真ではカーペットの色がでにくいようです(ピンクががったような色に見えます)が、実際にはベージュ(ウィキベディアで調べたら、極めて薄い黄色ないし茶色だそうです)で、かなり良い感じです。

 またアクセルの戻りが悪くなったので、SOLEXのリンケージの戻りバネの位置をを調整しました。このトラブルは、(前に一回やっていないと)リンケージの動きを見ただけでは、なかなか判らない、厄介な部分です。度々ずれるようだと困るのですが。

追伸: リンケージ全体を再調整。やはりこの部分は、現状のままでは、ちょっとまずいようです。使えそ
   うな形状のターンバックルを、インターネットで探しているのですが、見つかりません。昔と違って、
   解体車からは外してこれないし、どこで手に入るんだろうなぁ。
二伸: ああ、キャブ車用のターンバックルは、オークションで見つかりました。
三伸: 元のカーペットが破損していてよく判らなかったのですが、シフトノブの通る穴は円形ですね。

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