ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
テールランプ枠

2012年6月14日

 ベレットのテールランプの枠ですが、本来はメッキだったはずですが、黒く塗りつぶされています。パテを盛って修理したような跡があるので、そのあたりの修理を誤魔化すために、黒く塗りつぶしてしまったのかもしれません。そうすると枠部分の塗装を剥がしても、それだけで元のかたちに戻すことはできないことになります。真面目に修理しようと思うと、かなり大変そうです(追突された場合などに備えて、新しい部品はストックしてあります)。


 ホームセンターに行ったところ、メッキ調に仕上げるスプレー塗料が目についたので、これを使って「簡単お手軽にオリヂナル風に戻せないか」と思って買ってきました。
 黒い塗料はしっかり貼り付いているようなので、その表面を軽く紙ヤスリで荒らし、適当にマスキングして、買ってきた塗料を吹いてみます。メッキというより、アルミのような、やや安っぽい感じになります。きちんと下地処理をしなかった所為かもしれません。枠の内側は、やはりレンズの出っ張りなどで完全なマスキングが難しかったので、トランクの仕切りボードを塗装する時に使った艶消し黒の塗料を筆で塗って修整しました。


 こんな感じになりました。乾いた後触った感触が、固い被膜を形成しているとていうよりは、妙に柔らかい感じなのが気になります。耐久性はどうでしょう? ワックスで磨いてみたら、かえって曇ったような光沢になってしまいました。
 今回は、やっつけ仕事ですが、そのうち中古品のランプ枠でも安く手には入ったら、メッキスプレーの性能を追求した完全再生に取り組んでみたいと思います。

 ところで、リアのブレーキシューがかなりすり減ってきているようです。笠寺のパーツセンターに訊いてみても、入手は困難なようです。乗用車の生産中止後も「できるかぎり対応していきたい」という話は、あまり信用していなかったものの、(まだたったの40年くらいですので)重要保安部品くらいは出ると思っていたのですが。北区のキョーエイファーストさんでシューを張り直してもらうしかないか。

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