ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
ヒーター3

2020年7月8日

 簡単に外せると思っていたウォーターアウトレットのサーモスタットのハウジングですが、ボルト部分で強烈に固着しているようで、金鎚で叩いたり、サーモの口にパイプを入れて、パッキンが剥がれる程度に持ちあがらないかやってみたのですが、ビクともいたしません。ボルト部分を冷やしたり焼いたり、更に叩いたり、パッキンの部分にスクレイパーを打ち込んだりしたのですが、全く緩む気配がありません。流石にこれ以上無茶をするとやばいのではないかと思い、行きつけの自動車屋さんに相談することにしました。
 作業としてはやはり、バーナーでボルトを焼いて膨張させ、叩いて振動を与え、スクレイパーを打ち込みの繰り返しですが、一向に緩む気配が有りません。そのうちに叩いている音が変わり、「片側は浮いた」とのこと。もう一方が緩むまでには更に時間を要した(総作業時間で40分くらいか)のですが、無事外していただくことができました。ボルトのネジ山も修正していただきました。
 自動車屋さんも「壊れずに良かった」という程の作業でしたので、ぎりぎりの力加減の判らない素人が、一か八かでやってみる作業ではなかったです。


 サーモスタットは、1800GTの純正品と同じような形です。もうひとつのG200Wのウォーターアウトレットのサーモより多少径が小さいようです。ハウジングは、こちらとも、現在付いているものとも、明らかにボルトのPCDが違っています。ということは、これ用のパッキンが必要ですが、一体何の奴だろう。ベレットか117クーペのDOHCのものではないかと思いますが、昔のことでとんと思い出せません。


   ≪前へ 143  144  145  146  147  148  149  150  151  152  153  154  次へ≫