ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
窓落ち

2019年9月14日

 商品の発送にベレットで出かけて戻ってきたら、助手席側のガラスが15cmくらい、窓落ちしました。ウィンドウハンドルが、全然利きません。手でガラスを動かしていたら、ドアの中で、何かが落ちる音がしました。
 どうもレギュレーターか、その周辺のトラブルだと思いますが、見てみないと判りません。確かドアの内張りを外しても、機構が完全に剥き出しにはならなかったような。



 定休日を待って、助手席側のドアの内張りを外します。


 下に落ちていたのは、窓ガラス受け(ガラスホルダー)です。特に破損している様子もなく、他には何も落ちていないようです。
 レギュレーターも特に破損はなさそうなので、ガラス受けを取り付け直して無事「修理完了!」といきたいところですが、問題はガラス受けが外れた原因ですね。


 取りあえず灯油で、劣化したグリスを清掃。ガラスを受ける部分は、手に負えないくらい錆びています。
 確認してみると、ガラスとガラス受けの間が、ガラスに付いているゴムの劣化で緩々です。このまま取り付けても、また外れます。まず純正のゴム部品は出ないだろうし、流用となると、どうやって手に入れたらいいのか私では判らないので、この時点で自分で修理することを諦めて、街の自動車屋さんに修理を依頼することに決めました。
 近くの自動車屋さんで見てもらったのですが、「純正品が出ればいいが、こんな長いゴムはなかなかない。2本繋げれば何とかなるかもしれない」ということで、車を預かってもらいました。
 修理は、当日の内にして頂けましたが、「ゴムがベロの付いた、ちょっと変わった形状をしている。流用品を使ってベロがなくなってもいいかどうか判らない」とのことで、今回はゴムはそのまま使い、ガラス受けの方の隙間を締めての固定になりました。

 折角内張りを外したので、ドアポケットの取り付けを運転席側と同様、強度が完全に不足している真鍮の足割り鋲から、ネジ止めに変更しておきます。
 ネジはM3×12のトラス螺子を使いますが、この長さのものは近くのHCに売っていなかったので、インターネットで取り寄せました。


 うちの奥様,固く結んであるゴム紐を解くのが、非常にうまいです。才能ですね。
 気休めだと思いますが、ドアの中にCRCをたっぷり吹いてから、内張りを取り付けました。


 これで、ちょっと重たいものを入れても大丈夫(^_^)。


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