ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
フロントグリルエンブレム

2016年12月10日

 私のベレットは、基本的にエンブレムは付けておりません。付けているのは、フロントグリルの「GT」エンブレムと、ボンネットエンブレムだけです。リアガーニッシュも、付けるとただでさえ狭いトレッド幅が、よけい狭く見えるので、付けておりません。一応1800GTのものは、一揃い持っております。
 現在修理中のベレットは、G180エンジンがブローしたことにより、G200ブロックにG180Wのヘッドを載せたエンジンになる予定です。私にも、新しいDOHCのエンジンを誇りたい気持ちが、多少ありますので、エンブレムの追加を考えることにしました。
「typeR」のエンブレムは、ホンダのシビックやインテグラのものを流用するという手もあるし、社外品もあるかと思いますが、ここはやはりベレットのオリヂナルのものに拘りたいと思い、手持ちのパーツの中から探しだしました。


 フロントグリルの「DOHC」のエンブレムは、あったかどうか、よく覚えておりません。これ以上探したり、いすゞのパーツセンターに在庫を問い合わせたり、笠寺まで取りに行くのも面倒なので、手っ取り早くオークションで中古品を購入しました。


 思っていたより良い状態です(^_^)。


 裏側は、汚れというか、塗料らしき黒いものが付着しているので、今のうちに磨いておきます。グリルのエンブレムはあまりよく見たことはないので、金属製で、取付部のポッチにネジが切ってあって、ナットで留める方式かと思っていたのですが、ボディのエンブレム同様プラスチック製で、ネジも切ってありませんでした。金属製ならメッキ以外の部分を、カムカバーを塗装した塗料の残りで、赤く結晶塗装しようと思っていたのですが、無理ですね。
 ベレットが手元にないので、「GT」エンブレムがどうやって留めてあるのか確認できないのですが、グリルの裏からエンブレムの大きさに合わせた鉄板を一枚咬ませて、3mmのプッシュナットで固定というところでしょう。「typeR」のエンブレムも、「GT」エンブレムの代わりに、グリルに付けた方が良いか。
 計測してみると、ポッチの太さは、「DOHC」のエンブレムは根本で3.2mm、「typeR」のエンブレム2.9mmのようです。
 当て板は、百円ショップで1mm厚のブックエンドを買って、切って使う事にしました。


 エンブレム固定用のプッシュナットは、HCではあまり見た覚えがないし、インターネットで買うと無駄に数量が多すぎるので、ヤフオクで購入しました。ポッチの長さが短い(元々グリルに付けることを装幀していない)「typeR」エンブレムに使えるといいのですが……。


 ベレットが修理から戻ってきたので、予てからの構想通り、エンブレムの変更作業を行いました。


 車を買ったときから、グリルの「GT」エンブレムが少し傾いているのが、気になっていました。外して裏側から見ると、小さい留め金具2個で固定されています。どうも最初の取付作業が杜撰だったような感じです。
 留め金具をニッパーで切って、ボッチ部分を破損することなく、取り外すことができました。


 一応グリルを水洗いして、新に「DOHC」と、本来は両サイドフェンダーに付いている「typeR」のエンブレムを取り付けます。傾かないように取り付けようとすると、取付位置が意外と思い通りになりません。裏側から、当て板をし、3mmのブッシュナットで「DOHC」の方から固定します。「typeR」の方は、ボッチの径が2.9mmしかなく、ナットが利かないので、金槌でナットを叩いて開口部を狭めてから差し込みました。これで大丈夫なはずですが、念のためにボッチの周りをボンドで固めておきました。


 グリルのメッキ部分をピカールで軽く磨き、固定螺子は新しいものに替えて、元通り取り付けました。


 新しい顔は、どんなものでしょう。ちょっと無骨な表情になったかなっ? エンブレムなんて、付けないのが一番のような気もしますが、私にも新しいエンジンを誇りたい気持ちがあります。
 サイドは今まで通り、ノーエンブレムでいきます。


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