ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
新ベレット2000GT-typeR 2

2016年11月30日

 午前中、奥さんと一緒に、ベレットの修理作業を担当していただいた小牧のスピードショップFIXさんに、残姉号を引き取りに行ってきました。


 元の1800GTの前期型G180エンジンは、腰下(ブロック、ピストン、コンロッド、クランク、オイルパン)が完全にブローしてしまった為、新エンジンは秘蔵のG200新品ブロックを奢り、それに前のベレットに載せていた117クーペXEのG180Wヘッドを組み合わせました。G200Wのスタンダードのピストンを使用した1,949ccで、G180の後期型のブロックでも充分いけるとは思うのですが、人生最後のエンジンになるかもしれないので、耐久性を重視しました。FIXさんにお預けした後に、ヘッドが既に限界まで面研がされていることが判明しました。そのまま組むと、圧縮比が13:1くらいになるということで、燃焼室の容積を広げることによって、11以下に落としてもらっています。  カムカバーは2000GTにヴァージョン・アップということで、G200Wのものを使用しています。


 キャブは、ブローしたエンジンで使っていたSOLEXのφ44、エキマニは117クーペのものを加工して使用しています。プラグコードは交換する予定です。  ベレット2000GT-typeRに似合うのは、やはりSOLEXですね。  最低限の希望を出した他は、ほとんどお任せだったのですが、流石FIXさん、ノーマルっぽいエンジンルームの雰囲気に拘る、私の趣味が判っていらっしゃる(^_^)。特にファンを、電動ファンに代えずに、そのまま使用していただいたのはグッドです。


 フライホイールも、ジュン・オートメカニックのジェミニの180W用のクロモリフライホイールを奢っています


 慣らしのため、(ビュンビュン回りたそうにしているエンジンを)3,000回転に押さえて走ってきたのですが、レスポンスが前のエンジンとは全然違います。排気量と圧縮比のUPに、セルの性能がついていっていないようなので、これからの季節に合わせて点火時期を遅らせてもらっているのですが、それでもかなり速そうです。また非常に精緻に組まれたエンジンという感触を受けるのですが、しばらくは回したいのを我慢しながら走ります。  修理を引き受けてくださった城北ヨコハマタイヤサービスさんにも、お礼を言いに寄ったのですが、社長は残念ながら席をはずしてみえました。



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