ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
サイド・フラッシャーランプ

2023年5月8日

 運転席のフラッシャー・パイロットランプの電球が切れたので、カチカチ音はしているので大丈夫だとは思ったものの、一応フラッシャー・ランプを確認したところ、


左側のサイドフラッシャー・ランプが点滅していませんでした。


 バルブ切れの可能性が高いと考えて交換したものの、全然点いてくれません。


 それならソケットの方かと考えて、調べてみました。


 そう錆もなくて、割と良い状態ですが、テスターで確認したみたら、奥の接点の部分に電気がきていません。酸化被膜が原因かと考え、接点部分を引き出して磨いてみたところ、無事電気がきているのを確認できました。
 いくらなんでもこれで修理完了だろうと思ったのですが、それでも全く点滅してくれない。次に可能性があるのは−側ですか。
 −側の接続は本来、ソケットをフラッシャー・ランプに嵌め込むだけでOKだと思います。ただうちのベレットは、フロントのサイドフェンダーをリスタードのFRP製のもの換えている為、ここではアースを取れません。サイドフェンダーの塗装と取り付けを頼んだ自動車屋さんが、フラッシャー・ランプからアース線を延ばしているのではないかと思って見てみたら、ランプの取り付け螺子のところから、ケーブルが一本、どこかに伸びていました。


 手探りで確認してみると、被膜だけ剥いて中の銅線を巻き付けてある感触。こんなやり方でいいのかなぁ? ケーブルがどこからアースを取っているのか辿っていくと、どこにも繋がっていなかった(^^;;。
  どこかの螺子に巻き付けてあったようだが、やはりこのやり方はまずいですよね。線が延びていた辺りにアースを取りやすい螺子は見つからなかったので、結局どこに繋いでいたかは不明です。


 サイド・フラッシャーランプ側のアース線の接続は、螺子を外してみたら、こんな風に巻き付けてありました。やっぱ、これはないでしょう。


 手持ちのAVコードを確認したところ、黒の0.5sqのコードが必要充分な長さありましたので、朝の仕事前の時間に、コードの両側に丸形端子を圧着して、アース線を作りました。


 新しいアースは、エンヂンルームの螺子から取ります。
 フラッシャーランプ側は、取り付け螺子を磨いてから接続。
 でもって、無事フラッシャーランプの点滅を確認できました(^_^)。
 ソケットの接点に酸化被膜ができてバルブに電気が来ていなかったのと、自動車屋さんがえ〜加減な場所にえ〜加減に取り付けたアース線が外れたのが原因でした。旧車の場合、複合的にトラブルが発生していることがあるので、修理が一筋縄ではいかない場合がありますが、日常的な軽い修理です。


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