ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
メーターパネル ウッド化1

2022年9月3日

 ベレットも、いよいよ遊べる部分が残り少なくなってきております。残っているのは、ケーブルの引き直しのような、面倒すぎて自分でやりたくない作業や、技術的に作業に取り掛かる目途がたっていない部分です。
 その技術的な目途がたたない部分に、メーターパネルのウッドパネル化がありました。ウッドパネルには以前から、結構憧れていたんですよ。1600GTにはウッド調のメーターパネルとグローヴボックスの蓋があり、ヤフオクにもちょくちょく出品されるので、付け替えている方もみえるようですが、


質感では本物のウッドに及びません。ウッド調の塗装をする方法もあるようですが、やはり本物の木がいいです。
 しかし、センターコンソールのように平面ならともかく、メーターパネルもグローヴボックスの蓋もセンター部分で角度が付いており、これをどうやって造ったらいいのか、全く見当が付かないまま、長い時間が過ぎ去りました。
 ところが最近、木を薄くスライスしたツキ板を貼り付ける方法があることを識りました。これなら本物の木を使うので、質感にも問題なく、純正のパーツもそのまま使うことができます。ツキ板の購入先や、作業方法を調べていたのですが、ジェットストロークさんのHPで、曲面やハンドルにまでツキ板を貼ったサンプル画像を観て、その技術力の高さに圧倒され、自分で作業することは断念。ジェットストロークさんに外注に出すことにいたしました。納品まで二ヶ月とのことですが、スライスしたツキ板の乾燥にかなり時間がかかるのではないかと推測しております。
 その加工が出来上がってきました。


 加工代はそれなりにかかっていますが、期待通りの素晴らしい仕上がりです。中央のメッキ部分が劣化したことを気にしてみえましたが、その程度のことに拘っていたら、旧車では遊べません。


 早速簡単に取り付け可能なグローヴボックスの蓋を取り付け。高級感に拘った内装の車ではないので、多少の違和感は覚悟していたのですが、とりたてて問題はなさそうです。
 メーターパネルの交換も、さっさと済ませてしまおうと、仕事前に作業していたのですが、タコメーターから出たケーブルの、油圧計の端子にささったカプラがなかなか外れない為、工具で挟んで外そうとしたら、何故か配線だけが抜けてきてしまいました(ギボシはカプラの中)。


 ツキ板加工に出した方のメーターパネルですが、取り付け螺子が1本消失しているようですので、裏の金属板をベレットから取り外したパネルのものと交換します。
 そして、メーターの本取り付け開始。


 タコメーターから油圧計に行っているケーブルがギボシから抜けた件については、、もう一個、加工に出したパネルに付いていたスペアのタコメーターが有ったことを思い出しました。それを探せば、余計な買い物や作業の手間が省けるはずだったのですが……。
 電流計と探し出したタコメーターを取り付け、ケーブルを繋ぎます。


 タコメーターの照明を、今まで使っていたLED電球に交換するつもりだったのですが、私の前期型とはソケットの口金の型式が違っていた。以前確認したのですが、すっかり忘れていました。


 後からまた交換するのも面倒なので、イーリバースさんに後期型対応のLED電球を注文。取り付けは、電球が届いてからになります。


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