ベレット雑記
古本まゆ いすゞベレット1800GT
リアウィンドウ熱線1

2022年4月26日

 意外と手間取ったウィンドウ・ウォッシャーノズルの修復も終わりましたので、残った熱線の修復も、やってしまいたいと思っています。


 ベレットの熱線スヰッチは、プラスチックのレンズの部分が破損し易く、完全な状態で残っているものは少ないようです。


 私のベレットも、熱線スヰッチは付いておりませんでした。


 ネットでスヰッチの画像を検索してみたのですが、こんな形状のものです。状態の良いものがヤフオクに出品されると、1諭吉以上で取引されるのが普通のようですが、たかがスヰッチひとつに、1諭吉以上も出せるか!? ということで、自分で作ってみることにいたしました。


 照光付きプッシュスヰッチという部分に拘って探してみると、IDECのAL2M形のスヰッチが使えそうでしたので、


LED電球保護のための抵抗内蔵型ソケットAL−C23共々、モノタロウで購入しました。
 スヰッチには、もう少しカチッリとした剛性感が欲しいところです。


 スヰッチの背後からは端子が5本出ており、+、NC、NO、COM、−の順に並んでいます。
 テスタで導通を確認してみると、+と−は、スヰッチがOFFでもONでも導通しています。+と(+と−の)間の三つの端子は、ONでもOFFでも導通していません。COMとNCは、OFFの状態で導通、COMとNOは、ONの状態で導通しているようです。


 とりあえず、スヰッチとソケットを合体させてみました。


 抵抗は、スヰッチの+の手前に入っているようです。
 配線図をみると、スヰッチの配線は、ヒューズからの黒黄のケーブル、熱線リレーに行っている青白のケーブル、ボディに行っている黒のケーブルの3本です。
 電気の配線の知識はほとんどないので、知恵袋で色々と教えていただきました。


 カプラは探してみたら、矢崎総業の「NL3P110-M-tr」という製品が適合するようです。
 ギボシ、ケーブル共々、配線.com さんで購入しました。


 ケーブルにギボシを取り付け、


カプラに挿入します。


 青白のケーブルの被膜を途中で剥いで、別のケーブルを巻き付けてスプライス端子でホめて分岐させます。
 念の為に、はんだも浸透させておきました。



 黄黒のケーブルを抵抗内蔵型ソケットのCOMにはんだ付け。青白のケーブルをNOに、分岐させたケーブルをスヰッチの電球にいく+に、黒のケーブルを−にはんだ付けしました。
 各端子間の導通を確認しましたが、問題はないようです。
 ところで、車側のケーブルのカプラですが、以前から見あたらなかったので、他のケーブルと一緒にテープで巻いてあるのかと思っていたのですが、いくら探しても見つかりません。
 取り付けまでに、まだまだ手がかかりそうです。


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